ノウハウ1:不動産問題解決の3つの法則活用ノウハウ

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弊所では、不動産の問題を解決するためには以下の3つの法則を案件によってバランスを考慮して活用することが必要になります。3つの法則とは以下になります。

イ.人の心を知る努力をする
特に地主さん、借地人さんとの間では、過去の経緯を重視させて頂いております。どのような問題があったか、どのような人間関係であったか、原契約当初からの歴史が重要です。それを踏まえて、現在の発言があることをまず理解しなければなりません。また、実際のお言葉と、心に潜んでいる思いが異なる場合も多いため、ご発言の分析も行います。
人の心を知ることは、相手が何を欲しているかを探ることでもあり、その本質が分かった際には信頼感がより増してまいります。

ロ.不動産の適正な評価、査定を行う
適正な価格で評価を行わないと、その不動産の計画は意味がございません。もちろん、評価・計画した通りに処理できないケースも見られますが、精度としては不動産鑑定士の評価が最も高いです。
また、弊所不動産鑑定士の場合は、価格試算時には必ず根拠を示しており、その根拠を分かりやすく説明することで、計画への信頼性が増すことになります。
お互いが一つの目標を持つために必要なことは、その計画が公平であり、その公平さが担保されるためには、適正な評価、査定が必要となります。

ハ.ロジカルでやさしく説明を行う
多くの信頼関係がある場合、それほど内容に納得していなくても上手くいくケースもございます。しかし、長い年月の割にはお付き合いが少なかった地主さん、借地人さん等との関係では、すぐに相手の言うことは信用できません。
よって、過去において信頼関係を得られなかった関係の場合、協議を進めるためには、公平性を担保した計画であることが重視されます。そして、最も重要なのが、それを分かりやすく、ロジカルに説明して、計画自体に信頼感を持って頂くことになります。

上記3つの法則がそれぞれに共通するキーワードは、「信頼」です。
弊所では、基本的にこれから利害関係者同士で協議して頂くことがスタンスですので、利害関係者同士に信頼関係が必要となります。
最初から争う姿勢でしたり、あきらかに優位に話を進めようとされる場合に、問題が長引く原因が存していると考えております。