海外不動産についても勉強する必要を感じました。

GWも終わり、皆様はお仕事や普段の生活のペースが戻りつつあるころでしょうか。

私は比較的長くお休みを取り、オーストラリアのメルボルンに行って参りました。
仕事ではなく遊びでしたが、割安の航空チケットとホテルの予約という出張に行くような感覚で出かけてきました。
メルボルンは活気に満ちた街で、移民が多いので各国の料理が美味しく食べられるグルメな街でもありました。

オーストラリアは広大な面積を有する国ですが、人口はインフラの整った沿岸部に集中し、シドニー、メルボルン、ブリスベン、パース、アデレートの5大都市で、全人口の6割を占めているそうです。
シドニーオリンピック以降、それまで高騰していた不動産価格は調整局面に入っていましたが、2013年に入って再び過熱が始まり、このところのオーストラリア主要都市の不動産価格は驚くほどの上昇を見せているようです。

旅行中、グレートオーシャンロードに行ったのですが、日本人のガイドさんがかなり山っ気のある方で、メルボルン近郊に15年程前に5000万円で買った自宅が、今では1億5千万円以上すると豪語されていました。15年でかなりのキャピタルゲインですねと言っておきました(笑)

オーストラリアにはREITもあって、不動産においては先進国のイメージですので、新興国のような値上がりが続いているとは思っていませんでした。
あれほど熟成された国で、これほど不動産の価格が上がっているなんて、投資としてはかなり魅力的であったと思いますし、かなり儲かった方もいらっしゃることでしょう。
ここ最近はバブル崩壊のリスクが騒がれているらしいですが、まだ崩壊には至っていないようです。
現在でもメルボルンの街中では、これから開発される用地や建築中のビル等、かなり建設、不動産系が潤っている様子が伺えますし、リゾート地の高級別荘は5億円くらいで取引されているそうです。

そもそも2013年以降に不動産価格が上昇したのは、景気をテコ入れするためにオーストラリアの中央銀行(RBA)が政策金利を史上最低の2.5%まで下げたことが要因とのことで、金利が上昇した場合には不動産価格も調整局面から避けられないと予測できますが、今のところ金利が急激に上がる動きは見られていないようです。

とはいえ、タイムマシンがあって、5年くらい前に遡ることができればオーストラリアでの不動産投資は買いですが、今となっては少し怖い気がしますし、既に高額な物件ばかりなので投資対象としてあまりうま味を感じません。

ただ、オーストラリアのように、政治的にあまりリスクがなく、地震もあまりなく、リスクが低く、いい物件も多いような国でこのような儲かる期間が直近まで続いているという事実に少し衝撃を受けました。

日本人も最近は海外不動産投資に目を向ける方も増えてきたかと思います。特にフィリピン、マレーシアについては広告も多く見かけるようになってきました。
どこの国がいいとは、とても言えませんが、政治的、自然災害的にリスクの少ない国での金融情勢、景気動向、人口動向もチェックしていると、第二のオーストラリアのような国に遭遇するチャンスは充分に考えられると感じております。

日本の不動産投資の場合、日本の特異性でやや投資に不向きな面もございます。例えば、1.人口減少が顕著な点、2.建物の価値が経年によって極端に下がる場合が多い点、3.特に戸建住宅における中古市場が未成熟な点、4.災害リスクが高い点。。等

日本も戸建住宅が投資対象となれるようなマーケットが存在すれば面白いですね。良質な住宅は、適正な修繕を行えば築年が経過しても価値があまり下がらない、もしくは、経年すればするほど価値が上がるような家、なんてものが日本人の感覚に芽生えれば、日本の不動産投資ももう少し間口が広いものになるのになと思います。

 

現在、日本でも中古住宅市場の活性化や良質な中古住宅流通のための施策が盛んに行われており、いつかは欧米並みの投資不動産市場ができることを願っておりますが、やはり、チャンスを逃さないためにも海外不動産の動向をもう少し勉強する必要と、英語は必須なんだなと痛感した旅行でありました。